シールテープの正しい巻き方|水漏れを防ぐコツを写真で解説

蛇口や混合栓の交換で欠かせないのが「シールテープ」の処理です。巻き方が甘いと水漏れの原因になりますが、コツさえ押さえれば誰でもきれいに仕上げられます。今回は実際の施工写真を交えながら、液体シール材との併用方法も含めて手順を解説します。

シールテープとは?なぜ必要か

シールテープは、配管のネジ部に巻いて隙間を埋め、水漏れを防ぐための薄いテープです。蛇口や混合栓のネジ部分は金属同士がぴったり密着しているように見えても、ネジ山にはわずかな隙間があり、そこから水が染み出てしまうことがあります。シールテープをネジ山に巻いておくことで、この隙間を埋めて水漏れを防ぐことができます。現場では、シールテープに加えて液体シール材(ヘルメシールなど)を併用することもあります。液体シール材はペースト状で、テープだけでは埋めきれない細かな隙間まで密着してくれるのが特徴です。ヘルメシールは日本ヘルメチックス株式会社の製品名で、他にもスリーボンドなど各メーカーから同様の液状ガスケット製品が販売されています。

準備するもの

  • シールテープ
  • 液体シール材(必要に応じて)
  • カッター(仕上げのはみ出し除去用)

巻き方の手順

①液体シール材を塗る

単水栓のネジ部に、刷毛で液体シール材を塗ります。このあとに巻くシールテープと併用することで、より確実に水漏れを防ぐことができます。

単水栓のネジ部に刷毛で液体シール材を塗布している様子

②シールテープを巻く

液体シール材を塗った上から、シールテープをネジ側から見て時計回りに、少し引っ張り気味に伸ばしながら巻いていきます。巻く回数の目安は6~9回ですが、テープの厚みや接続する相手側(メスネジ)の状態によって回数は変わります。巻きながら必ず回数を数えておくのがポイントです。蛇口をねじ込んだ際に緩すぎる(締め切れずグラつく)場合は、一旦外してシールテープを除去し、巻く回数を増やして再度巻き直します。

③仕上げ

ネジの根元から先端まで均一に巻けたら完成です。ネジ部からテープがはみ出した場合は、カッターなどで取り除きます。はみ出しをそのままにしておくと、配管内にゴミとしてテープの切れ端が入り込む原因になるので必ず取り除きましょう。

なお、締め付けの際にモンキーレンチなどの工具を使うと、蛇口や器具に傷がつく恐れがあり、締め込みすぎの原因にもなります。基本は手で締め込みます。

シールテープを巻き終えた完成状態。ネジの根元から先端まで均一に巻かれている

よくある失敗例

  • 巻く方向を逆にしてしまう(反時計回りに巻くと締め込む際にほどけてしまう)
  • 巻きすぎ・巻き足りない(6~9回が目安)
  • はみ出したテープを取り除かず、配管内にゴミとして入り込ませてしまう

**注意点:巻く回数は必ず数えておく**

巻きながら回数を数えておくのが重要です。蛇口をねじ込んだ際に緩すぎる(締め切れずグラつく)場合は、一旦外してシールテープを除去し、巻く回数を増やして再度巻き直します。回数を数えていないと、増やすべき量の見当がつかず調整がしづらくなります。

※ご紹介する作業は、あくまでご自身の判断と責任のもとで行ってください。作業中の破損や水漏れ、その他のトラブルが発生した場合でも、当方では一切の責任を負いません。少しでも不安がある場合は、無理をせず専門業者にご相談ください。特に、既存配管の種類によっても施工方法が異なりますのでご注意ください。詳しくは2ハンドルシャワー栓交換の施工事例ページもご参考に、既存配管の種類についての説明もあわせてご確認ください。

まとめ

シールテープは、液体シール材との併用、巻く方向と回数の3点を押さえれば、誰でも確実に水漏れを防ぐことができます。蛇口や混合栓の交換もあわせて行う場合は、「蛇口、混合栓交換」の記事もあわせてご参考ください。ご自身での作業に不安がある場合は、札幌水道設備までお気軽にご相談ください。

ブログはお役に立ちましたか?

「役に立った」と思っていただけましたら、Google のクチコミでひとことお寄せいただけると、今後の記事づくりの励みになります。

Google でクチコミを書くページの QR コードスマホで読み取る
Google にクチコミを書く